ショールームで商品の撮影を終えたyujiカメラマン(ダ・カフェ日記でおなじみ)、片隅に置いてあった試作用の模型をめざとく見つけ、「面白いなァ」と写真を撮り始めました。展示会でも時々ディスプレイに使ったりすると、いくつかの家具やさんからよく模型も売ってもらえませんか?と問われれることがあります。この模型、スタディモデルといって実物の試作を作るまえに、デザイナー自身がカタチを確認したり、修正する為に自分で作ってるものなんです。おかげで私の事務所の片隅は小さな工房状態、棚の上は模型だらけです。

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by hararana
| 2005-05-14 11:02
| デザインの話
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フェイス(顔)をモチーフとして何度か家具を作ってきました。あまり顔を強調しすぎるとキャラクター家具みたいになってしまいますので、機能としての意味を持った引手の位置のみでイメージを感じさせること。木目が綺麗でなくてもいいから、無垢材を使って、古くなってもさらに味わいが増す家具になるよう、また技術的には本体を留め構造にして、チープにならないように、と。w550xh800の小さなチェストですが、部屋の隅にぽつんとたたずむと、そのあたりの空間をどれだけ変えるでしょうか。最初右のように四角の口(引手の窪みです)にしたのですが、どうも恐そうな顔になってる、ということで、左の目と同じカタチの口へと検討中です。

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by hararana
| 2005-05-02 08:43
| 家具の話
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