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ハラハラ帳

サマータイム。


5時台に早朝ウォーキング。

6時台には事務所へ。

17時過ぎには仕事切り上げ帰宅。

たっぷり1時間以上は畑で野菜の手入れや草取りが出来るし、
夕焼けは綺麗だし、シャワーの後のビールは旨いし。

じつにサマータイムな日々。(笑)

お隣り、麦の後を耕し、田植えの準備のカズヒコクン。週末には水が入るので、勤め仕事から帰っての農作業。
サマータイム。_d0032761_16112460.jpg
腰掛車にまたがり、畝の間をゴロゴロと緻密に草取り。(草取り作業、そう嫌いじゃないんやね・笑)もう、蚊取り線香は必携。
サマータイム。_d0032761_16112528.jpg


# by hararana | 2022-06-03 16:12 | その他の話 | Comments(0)

ちょいスツール

思えば座ると立つの間のチョイ掛けのポジションはもうずっと思いつづけていた。

山登りでの、重いザックを背負っての休憩では、次の動き始めが楽なように、そのままチョイともたれ掛けられる岩や切り株を探すように。

前回アップしたコッペスツールの3年前にはチョイスツールという名前のハイスツールをデザインして製品化している。

こちらはコッペとは対照的に、木棒を2本渡しただけのやや前衛的デザイン。
2本のバーの間に尾骶骨が入って見た目よりはずっと座り心地はいい。
メーカーは無垢材の木製チェアでは丁寧な仕上げで定評があるシキファニチアさん。

又、今は、座るということに独自の考えを持つバランスチェア(ノルウェーデザイン)の製造販売を手がけるバランスラボ社(福岡)の開発のお手伝いもして、通常の椅子と違う座りのポジションをいろいろと体感している。
50年前に恩師柳宗理先生が横浜市営地下鉄でデザインされた電車待サポートの斬新さの事がずっと頭のスミに残っていたんだろうと思う。
デザインの発想って急に無理やり捻り出すものでなく、ずっと頭の中で考えてるモノが熟成され溢れる時に生まれるてくるという、これも柳先生の教え。(笑)

チョイスツール。いろいろな形状の2本の棒で試した結果、ある角度をつけた長丸の棒に隙間を空けたカタチになった。隙間は座り心地だけでなくチョイと運ぶ手掛けにもなる。
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H・メンショール氏(ノルウェー)のデザインをライセンス生産しているバランスラボ社のバランスシナジーとバランスイージーチェア(背筋が伸びたり、腰痛対策となるなど医学的検証の結果からきたカタチ)。このコンセプトでのデスクなどの製品を開発中。
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50年前の柳宗理先生のデザインで、横浜市営地下鉄の(まだ弘明寺駅には残ってる?)待合サポート。ベンチと違って電車が来たらサッと動けるのがいい。
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# by hararana | 2022-05-17 14:45 | 家具の話 | Comments(0)

製品の開発

デザインを提案する時は、そのメーカーが得意とする技術や今後の製品構成を考えながら、他にはない新しいモノ、よりよいモノは?をと頭を捻る。
捻りすぎて首が痛くなることもあるが。(笑)
コッペと呼ぶチョイ掛けハイスツールのデザインでは、提案先のナガノインテリアさんがソファーなど張りが得意なメーカーであることを意識。

ソファーの製造では、沢山の張り地(本革を含め)の小さな端切れが出るので、小さな座面にそれが使えるのではないか、と。

FBで見た 下のMakuakeプロジェクト(すでに終了しているが)での記事では、コンセプト始め、その辺りもうまく紹介されている。
それにメーカーの定番品の販売をするshopは、他とは違うオリジナル商品が欲しいもの。それをうまくプロジェクトで提案したことが3000%で完売へと結びついたのではと思う。

プロダクト製品の開発では、考える(デザイナー)・造る(メーカー)・売る(販売店)の3者の目指す方向が一致することが大事だなぁと改めて感じた次第。


https://www.makuake.com/project/mishimakagu02/?iossrc=pj_list_discover_result_インテリア


写真は最初に自分で試作して事務所でしばらく使っていた試作品。

脚はまだ丸棒での構造。その後、パーツを減らし生産し易い様にデザイン変更。(コッペパンのような座面・笑)

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# by hararana | 2022-05-11 09:21 | 家具の話 | Comments(0)

ご近所さんに助けてもらいながら‥。

あるチェアの原寸大試作のパーツを作る為の型を製作中。
大きな板からたくさんのカットを、ご近所のミハタくんの工房でやってもらい、
バンドソー (帯ノコ)も借りてパーツの切り出し。
いつもいつもアリガトネ。
次に、事務所のミニ工房で穴開け作業中に卓上ドリルのプーリーベルトが破損!
又々、ご近所オートマタ作家の羽川さんに相談して作ってもらう。

快調に動作。 アリガトゴザイマ〜ス。
という感じでご近所さんに助けてもらいながら、狭い事務所でやる作業でない
ようなことをやっている。やれやれ‥(笑)
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ミハタくんの工房。ここは広くて作業しやすいねー。
ご近所さんに助けてもらいながら‥。_d0032761_09084752.jpeg
このベルト、数年前に取り寄せて替えたばかりなのに‥。欠陥製品じゃね?ウレタン丸ベルトは長さを変えて数種類作って戴く。
ご近所さんに助けてもらいながら‥。_d0032761_09084775.jpg
これは単なる成形する為の型。まだこれからが大変。よくこんな狭い所でやるなー。(笑)
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# by hararana | 2022-04-13 09:14 | デザインの話 | Comments(0)

急遽、革張り職人に。

急遽、革張り職人に。
「以前展示会で製作した革張りのチェアの注文を受けたので、革の入手と張りの方法を教えて」と久しぶりにむっくのクラさんから連絡。

ということで、久々木工房むっくに出向き、革を裁断して張りの実演。
早や10年前か。近所で親しくしている莫窯の上原さんと飲みながら、一緒に展示会やろうかと、福岡市内のギャラリーで催したハラハラ展。
あのころはまだお互いに元気だった。(笑)

ワタシのデザインした家具と上原さんの器を組み合わせていろいろなシーンに展開。展示会もさることながら、夕方からの宴のほうが楽しく記憶に残っている。(笑)
今回製作したチェアはその時に展示したものをお客さまがショールームで見られての注文。

この椅子、元はさらに数年前、朝日新聞社協賛の「暮らしの中の木の椅子展」で入選し全国巡回展示された檜の「コルザチェアー」を、タモ材と革張りシートでり・デザインしたもの。

改めて出来たものに座ってみると、おっ、直線っぽい割には座りやすいな、と自賛。
余分にあればワタシも買っておくかな(安く・笑)。

ハラハラ展での1コーナー。この時のテーブルは福岡市内のお客様が購入。その後このテーブルに合わせてハーフサイズのテーブルも追加された。
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10年前を思い出しながら。革を裁断しなんとか2脚分張ってあとはクラさんにお任せ。(笑)
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これは福岡市美術館での大学OB展の時。右の椅子が原型のコルザチェア(座にコルクが張ってある)、背はむっくの建具の技術を生かして。丸っこい(柔らかな)椅子と角っぽい(シャープな)椅子を対比して展示。左のチェアはシキファニチアの定番品<ノースチェア>。
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懐かしいなぁ10年前のハラハラ展。
この頃はウエハラ先生も気力があった。もちろんワタクシも。(笑)
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# by hararana | 2022-04-07 17:19 | Comments(0)