ヤン坊マー坊、健忘

ヤン坊マー坊が50周年らしい。小学校のころ、CMと一緒によく唄ってた記憶がある。その頃から、髪型の違いでどちらが、ヤン坊でマー坊かを知っていたというのが自慢である（たいした自慢じゃないか）。
ところでワタクシは、ケン坊である。多少のモノ忘れはかわいげもある。度を越すと呆れられる。さらにひどくなると、無視される。カミサンからはアルツハイマじゃない？と言われる始末。先日はスーパーで珈琲を買い、そのまま考え事をしながら、外に出て数百メートル歩いたあと、手にむき出しの珈琲の袋をみて、あわてて戻ってレジを通ったこともある。万引きで捕まるところじゃないか。数年前には警察を巻き込んでの、車盗難事件という大騒動もあった（これは話せば長い）。よく、額に眼鏡をのせたまま、眼鏡をさがすというコントがあるが、ワタクシの場合、携帯電話を探していた。よくやる手は、そのケータイに別の電話からコールすれば、ある場所がわかるはず。そうだ、それをやろうと、電話を掛け始めた。しかし、ボタンを押そうとしたその電話機、それが探そうとしていた携帯電話であった。この時はさすがに、自分で、自分が不安になった。ヤレヤレ、まだ人生長いぞ。

事務所の一角。有るべきところにあるべきモノがある。これが必要。整理とは仕舞うことでなく、次に使う時の為のもの。だから、絶えず、整理はしているのだが‥。