曲がり合板
毎年この時期、講師で行っている福岡デザイン専門学校の卒業制作の時期。今年も中島さんを通して曲がり合板を買ってもらいました。通常合板というのは縦横の木目を組み合わせて出来るだけ均一に方向性がないように作ってあるのですが、この曲がり合板というのは、ある方向性には曲がりやすいように板を組み合わせてある。なかなか普通のDIYの店などでは手にいれられないベニア板なんです。家具を専攻している学生で毎年、成形合板という技術を使ってデザインをし、それを実際に作ってみたいという学生が何人もいます。しかし、型を作ったり、実際に作るとなると大変で、これに付き合うワタシはもうクタクタ。しかし、実際にモノを作るという体験はデザインの勉強の上では大切なこと。今年も老体にムチうちながら、一緒に頑張るか。
上左が材料の曲がり合板。右のは完成品、勿論座れます。
ま、なんだって作ろうと思えば,作れるんです。

ま、なんだって作ろうと思えば,作れるんです。
by hararana
| 2008-12-17 06:42
| デザインの話
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