製品の開発
デザインを提案する時は、そのメーカーが得意とする技術や今後の製品構成を考えながら、他にはない新しいモノ、よりよいモノは?をと頭を捻る。
捻りすぎて首が痛くなることもあるが。(笑)
コッペと呼ぶチョイ掛けハイスツールのデザインでは、提案先のナガノインテリアさんがソファーなど張りが得意なメーカーであることを意識。
ソファーの製造では、沢山の張り地(本革を含め)の小さな端切れが出るので、小さな座面にそれが使えるのではないか、と。
FBで見た 下のMakuakeプロジェクト(すでに終了しているが)での記事では、コンセプト始め、その辺りもうまく紹介されている。
それにメーカーの定番品の販売をするshopは、他とは違うオリジナル商品が欲しいもの。それをうまくプロジェクトで提案したことが3000%で完売へと結びついたのではと思う。
プロダクト製品の開発では、考える(デザイナー)・造る(メーカー)・売る(販売店)の3者の目指す方向が一致することが大事だなぁと改めて感じた次第。
https://www.makuake.com/project/mishimakagu02/?iossrc=pj_list_discover_result_インテリア
写真は最初に自分で試作して事務所でしばらく使っていた試作品。
脚はまだ丸棒での構造。その後、パーツを減らし生産し易い様にデザイン変更。(コッペパンのような座面・笑)

by hararana
| 2022-05-11 09:21
| 家具の話
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