ありゃりゃ。
晩酌用にいそいそと酒器を入れてる棚から片口を取り出そうとして、横にあった鉄瓶に口の部分が「カツン!」、あっと言う間に一番薄くて肝心な部分が砕けて粉々に。
写真をUセンセに送ると、一番大事なところが欠けてるねぇ、こんどの窯焚きでその片口も焼く予定だからしばし待つようにとのこと。(内心、チッ!と思ってるかも・笑)
とりあえず金継ぎにトライ、錆漆で口の部分を形作っては削りを繰り返し、黒漆を重ねては研ぎ、最後にミスもあったが、なんとか1ヶ月掛かって完成。肝心の水切れもよく、ヤレヤレと。
金継ぎで修復した片口で酒を呑む、これもまた一興なり。(笑)
いっそパリンと割れたほうが修復はし易いし、おまけに肝心の口の部分だから中々やりがいのある金継ぎだった。(笑)
by hararana
| 2021-05-08 15:49
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