なーんだ、思ったより簡単じゃん。
文士達が色々と書いてたせいか、とかくウンチクが多く通ぶった輩が多いのが蕎麦。蕎麦屋で天抜きを注文して酒を呑むのが粋だとか、蕎麦は噛んじゃいけねぇすするもんだとか。ケッ!(笑)
自分で栽培、収穫し、粉に引いてもらった蕎麦を打ってみようと、本やyoutubeで調べても、やたらと出てくる技術指南。包丁3日・延ばし3月・木鉢3年とか‥。そんな修行してると人生終わってまうがな。(笑)
とりあえず、今年の新蕎麦を打って食う前に、一回くらい練習しとくかと、休日の昼飯時、貰っていた去年の粉を使って初めての蕎麦打ち。
YouTubeを見ながら、水回し、練り、延ばし、たたみ、切りと、見よう見まねでやってみる。初心者だから、十割でなく二八の蕎麦で。たたみの幅が広すぎて(包丁よりも)、切りにくく所々太くなったのはご愛敬。
食ってみると、コシもあり、長さも程よく、しっかりと蕎麦の味もして、おー、思ったよりも、らしくなってるし旨いじゃん、と。(笑)
次回はこうすればというのも判り、この分じゃ、年末に予定している本番の新蕎麦打ちも期待が持てるねー。
なーんだ、蕎麦打ち、2~3度やればうまくなるっちゃない?(笑)
道具の蕎麦切り包丁はTさんに貰っていたので、不足していた麺棒と駒板(巾が広すぎた)を仕事の合間に制作。(こういうのは仕事の延長で簡単・笑)

水回し。とりあえず格好だけはと、最初作務衣を着たが、すぐに暑くなり脱ぎ捨てる。(笑)

延ばし。この倍くらいに延ばしたが、次はもっと延ばして薄くしなきゃ。

とりあえず、昼飯の二人分が完成。お、なかなかカッコイイじゃん。(笑)

すごく太いのもあるが、ま、あの太くて固い山形の田舎蕎麦と思えばいいし。ぶつぶつと切れることもなく、最初としては上出来。あらきぞばの真似をして煮ニシンと一緒にズルズルと。蕎麦の角皿は莫窯・Uさんの作。今度これに合わせた蕎麦猪口も作ってもらおう。(笑)
