林檎とO。
大学卒業後、友人Oは東京のデザイン事務所に就職。ワタシは山形のメーカーのデザイン部に就職。東京出張の時にはいつも彼の家に泊まり、逆に彼は春夏秋冬、休みになると山形に住むワタシの家に来て一緒にスキー、岩魚釣り、キャンプ、など自然を満喫したもの。
ある時、恵比寿の彼の家に家にいくと、部屋はジャングルの様に天井までの観葉植物が。聞くと、ワタシが送ったリンゴやサクランボの種を窓辺の鉢で育てたらこんなに大きくなったんだと。なにをやっても旨くやるなぁと感心したのはもう35年程前か。
とにかくモノ知り(特に植物)、写真はプロ並み、コンピューターにも詳しく、ワタシのHPは彼がワタシの事務所でチョチョイと最初のサンプルを作ってくれてから出来たもの。今でも家のリビングに掛けてある30数年前の色あせた大岩魚の写真は、朝日連峰の源流でワタシが釣ったのを彼が撮ったもの。九州に越してきてからも来てくれ陶器市や糸島の海辺に牡蠣を食べに行ったり(まだ牡蠣小屋がない時代)。まだまだ一緒に行きたいところはたくさんある。
今年、山形の友人から毎年送られてくるリンゴを食った後、ふと彼のジャングル部屋を思い出し、種を植えてみたら3週間後に芽が出た。なんだか嬉しく、これをしっかり育てて大木にさせてみようか(笑)、と。このリンゴの発芽、きっといい兆候に違いない。
植えて3週間ほどしたら発芽。発芽したら鉢に植え窓辺に置くと力強く伸びてきた。

左の林檎と同じ箱の種から。2本立ちにして、育て!大木へ。

by hararana
| 2017-03-13 14:14
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