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ハラハラ帳

B to C メーカーから直接ユーザーへ。

数年前より仕事をしている福岡県のこのメーカーの商品は、EC(エレクトリック・コマース)いわゆるネット販売のみで展開されてる為、インテリアshopなどで見る事はない。実物を見ないで高額の(だが直販だからshopよりは安い)オリジナルの家具が売れるのか?と思いきや、着実に売り上げを伸ばし、多くのレビューを頂いている。そのユーザーの声がまた口コミの宣伝となり、さらに相乗的広報効果を生む。ネットで購入する人は、安いモノを探すのではなく、欲しいものを探しているのだ、ということもよくわかる。
最初からデザインは、氾濫しているネット市場で一目で解るよう、ややグラフィカルなもの(それでいて機能は充実した)にしてオリジナリティを出している。写真のあるシリーズはすでに1000台の販売を超え、着実にこのメーカーの顔として機能している。ネットのいいところは、スペックなども店頭よりも詳しく説明出来るし、商品コンセプトも直接で非常に伝わりやすい。但し、ネット販売にはかなりのノウハウが必要。

上のシリーズはすでに1000台以上販売されている。
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キャビネット<トリム>。浅い引出し、深い引出し、開き戸の機能。
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サイドテーブル<ロータス>。ソファーは近々生産、販売予定。
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by hararana | 2014-04-23 11:45 | デザインの話 | Comments(0)