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ハラハラ帳

短足バンザイ。

前々回椅子の張り替えの話をしたが、今度は短足にするという話し。我が家のダイニングテーブルの高さはもう30年以上前から、65cm。一般に市販されてるテーブルの高さは70cm〜72cmだから、かなり低い。それは何故か、そのテーブルでは、食事というより、酒も飲み、居酒屋状態で長居をするから。楽な姿勢で(行儀が悪いなぁ・笑)居ようとすれば、ゆったりと床に足が着くポジションが必要。その為、同様に椅子の足もカットして座高さも低くしている。家と違ってレストランなどでは、当然靴を履いてるわけなので、それでもう身体は2〜3cmは足長になってるわけです。故に、外で座る椅子と家の中で座る椅子の座高さは変わってしかるべきで、椅子が低くなると、テーブルも低くなけりゃならない(テーブルと椅子の座高の差を25cm〜27cm程にすればいいです)。又、より一層くつろいだ姿勢になろうと思えば、さらに低いとよろしい。わずか、2〜3㎝の高さでもくつろぎ感は随分と変わります。ただ人間の身体というのは器用なもので、どんなものにも慣れてしまうため、買ってそのままという例が多い。ということで、我が家ではどんな椅子であろうと、65cmのテーブルに合わせて椅子の脚を切っている。ま、人間でも椅子でも、足は長いほうがカッコいいのだが、カッコつける暮らしは疲れますって(笑)。あなたもどうぞテーブルと椅子の脚を切ることを勧めます。あ、こんなに楽だったのか、って思いますから。

脚先を3cmカットされた椅子。他に10脚ほどある椅子(名作デザインのも多い)も全てカットされている。
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カットの方法は、このようにカット分の高さの台の上に鉛筆を置き、グルッと墨つけをしてノコギリで切る。角を少し紙ヤスリで仕上げればOK。黒塗装の木を切った場合にはマジックで黒くしとけばよろしい(笑)。
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by hararana | 2011-10-12 17:59 | 家具の話 | Comments(0)