前期最後のオモチャ
週一のデザイン専門学校の授業の始めは、おもちゃから始めると以前に書いたが、先日の前期最後の授業では郷土玩具を紹介。自宅には郷土玩具は専用の段ボールに2つほどある(笑・子供用ではない)。おもちゃと言えど、やむくもに持っていくわけではない、なんせデザインの授業の一環なのだから(笑)。今回のテーマは糸。その中でも金沢・中島めんや製のこの2つは逸品。日本人のセンス、文化度の高さを感じる。得に左の<米食いねずみ>の素材を生かしたシンプルな構造と造形。こんなおもちゃが作れる日本人ってスバラシイ!指で竹を曲げると脚となってる糸がゆるみ、頭とシッポが下がって米を食う。カチャカチャカチャと。右の<餅つきうさぎ>は糸を引くと杵が上がり、ゆるめるとカッタンと杵をつく。見よ、このうさぎの造形を(笑)。この2つのおもちゃをみると、つくづく日本人でよかったなぁ、と思うわけデス。

もう一つの糸を使ったおもちゃは、ロシアの<ついばむ鶏>。これは糸が弛むと、鶏の頭が落ち音がする。下の玉を動かし回すとカタカタカタと煩く鶏が餌をついばむ、という仕掛け。これはロシアだけでなく、インドや他の国にも似たのがあり、どこがオリジナルかは解らない。実はロシアの有名なマトリョーシカ人形も、日本の箱根小田原から伝わったモノで、そう古いものでもない。
さて、ガッコは後期の授業開始までしばしの休み。ヤレヤレ、ホッと。(笑)。

もう一つの糸を使ったおもちゃは、ロシアの<ついばむ鶏>。これは糸が弛むと、鶏の頭が落ち音がする。下の玉を動かし回すとカタカタカタと煩く鶏が餌をついばむ、という仕掛け。これはロシアだけでなく、インドや他の国にも似たのがあり、どこがオリジナルかは解らない。実はロシアの有名なマトリョーシカ人形も、日本の箱根小田原から伝わったモノで、そう古いものでもない。

さて、ガッコは後期の授業開始までしばしの休み。ヤレヤレ、ホッと。(笑)。
by hararana
| 2011-09-16 07:54
| デザインの話
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