名前に悶々と
家具をデザインするときには、最初からそのイメ−ジにあった名前が頭にあることもありますが、製品が出来てから、ネーミングを考えることが多いものです。なんとなく和風っぽくなったり、リアリティがあり過ぎるので、日本語で付けることは少なく、多くは外語、ときには言葉をもじって造語にしたり。それも、ナルホドと思わせるような名前を考えなくては、と。その作業が辛くもあり、又楽しくもあります。家具では、カッシーナ社のネーミングがいいですね。絨毯が立ち上がったようなソファーには「シンドバッド」、クッションを形づくる大きなファスナーがデザインポイントの「カーディガン」とか。さてさて、今日も、<覚え易く><製品がイメージ出来て><言い易く>しかも<ウィット>に富んだ名前を考えなくては。ウ〜ム。

by hararana
| 2005-07-31 09:25
| 家具の話
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