秋の長〜い一日。
組長である、指定暴力団ではないが(又か、シツコイ)。今年は町内の神社の2年に一度の神事がある日。神社から400m程離れたあたりの道横の田んぼの中に、祭場があり、そこの管理は我町内組合の受け持ち。神事の前週から草刈りをして整備、当日は早朝より町内の竹林から18本の竹の切り出し、この祭場の飾り付けをする。(注連縄<しめなわ>、菰<こも>などは、7年に1度編む役が回ってくる)。その後、神社より、古代衣装を着た役の人、ご神体入りの神輿、楽隊、旗持ちなどの行列に参加。祭場まで練り歩いた後、ここで五穀豊穣を祈願する儀式を行うわけである。近くには古墳があちこちに見える。雰囲気はとても数百年の古さと言うよりまるで弥生時代から平安時代までの感じ。農家でもないたかだか20年ほどの新参者のワタクシの参加する祭事ではないが、なんせ組長である。いろいろと役は回るのである。この祭事が済むと神社の本殿で「なおらい」。そう、一杯やるわけデス。で、その酔いが覚める間もなく、こんどはその境内で、町内の人が集まっての奉納運動会。7組合の対抗なので盛り上がりもある(なんせ、前週からそれぞれの組は、夜、特訓練習をしておる)。ま、運動といっても、大縄飛びや、丸太切りなどのお笑いもあるオリンピック外競技であるが。それも選手を取り仕切る。で夕方、これで終わりと思いきや、ここからが大変。各組それぞれにこんどは「打ち上げ」と称する宴会へと突入。仕出しの弁当には刺身がないと文句がでる。酒が足りないと文句がでる。我組は近所の空手道場を借りての総勢60名の宴会。それも取り仕切きる。挨拶もする。なんせ組長である。秋の一日は長かった。
しめ縄に付けるのは紙垂(しで)というらしい。その付け方も勉強した。
観客は数百名。半端じゃないなぁ(笑)。
これは乾杯直後、この後すぐに入り乱れるお決まりのコースへ。



by hararana
| 2009-10-26 20:52
| その他の話
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