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ハラハラ帳

福岡市美術館で。

前川國男氏(コルビジェのお弟子さん)設計の福岡市美術館が竣工したのはもう40数年前。
ちょうどワタシが天童木工に在籍していた時なので、館内の家具全てを工場で製作されていたのを覚えている。
そこで先日(1/11〜1/15)までグッドデザイン九州展が催され、ワタシがデザインしたコッペパン(笑)スツールもナガノインテリアさんより展示。
その他沢山の九州発グッドデザインも展示されていたので、デザインに興味ある方の来場も多かった。
展示会みながら、なんだか展示品より、ここで4月にやる大学OB展をどうやって展示しようかとそちらの方が気になった。(笑)

美術館は2年前に改装されたが、当時の家具はリペアされて又使われている。
福岡市美術館で。_d0032761_16371849.jpg
今年のグッドデザインだけではなく、過去の作品も合わせて展示されていた。
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ナガノインテリアさんには他にもグッドデザインのものがあるが、とりあえず3人のデザイナーのが展示されていた。
福岡市美術館で。_d0032761_16385076.jpg
コッペパンスツールは、初期のスケッチ図、試作時や、ステキな顔写真(笑)の小さなパネルも。
福岡市美術館で。_d0032761_16371946.jpg
この日は17.5℃まで上がった3月並みの陽気。
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# by hararana | 2023-01-25 16:41 | Comments(1)

蕎麦を挽く

一緒に畑をやっているTさんのとこに眠ってる石臼があるという話を聞いて。

よし、それじゃ今年収穫した蕎麦を自分で挽いてみようじゃないか、と。

石臼はなんと町内の石工だった故Fさんの手作りだった。(Fさんが彫った石碑などは糸島市内には沢山残っている)

初めて使う石臼は最初なかなか粉にならず、何故なのだ! と思っていたら、何と逆に回していた。笑

石臼の上下には斜めに溝が彫られていて、お互いが擦れて殻を潰し、粉にしたのを周りに押し出す構造。なるほど! と先人の知恵にひとしきり感心。(単に無知だったわけ・笑)。
蕎麦の種を播き育て、花を愛で実を収穫。手打ちをして新蕎麦を味わう。

今回、蕎麦粉を作ったことで完全に自分での全ての手作り工程が完成。

なんだか人里はなれた山の中で暮らしても生きていけそうだなぁ。笑
そうだ、来年は大豆育てて、きな粉も作ろう。
小麦栽培して全粒粉の小麦粉でパン焼くのもいいかなー。笑

とりあえず、洗って日向で乾かす。上の臼の曲がった木の取手がいい感じ。1個10数キロくらいの重さ。
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挽いてはふるいに掛け、それをなんどか繰り返し蕎麦殻を除く。熱をもたせないようゆっくりと回す。
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蕎麦は何度か挽く度に細かくなる。挽いてる時は蕎麦のいい香り。

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思ってたより簡単に、それらしい粉になってきたんじゃない? 笑
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なんとか2軒分の年越し蕎麦の粉は確保。蕎麦を打つ時もう一回、さらに細かい目のふるいに掛けよう。
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蕎麦の一生。やはり、食は文化だ。笑
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# by hararana | 2022-12-18 14:30 | その他の話 | Comments(1)

指名手配中のアナちゃんと遭遇!

昨日、ご近所さんが隣の家の車の下になにか居る、というから覗いてみたら。なんとアナグマではないか!

先日から畑のマルチを破ったりした跡を見ては、クソッ、見つけたらとっちめてやる!と思ってたんだが。
しかし、こんなに近くで顔を合わせたり写真撮ったりしてみると、なんだか急にその気が失せて、しょうがねえなぁと思ってたら、スタスタと畑の横の側溝に逃げていった。(笑)

いろいろ調べてみると、アナグマは鳥獣保護管理法で、狩猟免許がないと捕獲や駆除してはいけない(懲役一年又は100万円以下の罰金・笑)ので、防御するしかないらしい。

ヤレヤレ、工夫しながら共存するしかないのかぁ、アナちゃん、どっか他へ行ってくれよー。

穴を掘るだけあってさすがにすごい爪。狸は犬の仲間なのでこんな爪はない。
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マルチを張ったその夜にあちこち破って掘り起こしてるので、全部剥がして貼り直し。クソッ!と言いながら。
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マルチの上に証拠の足跡。上3つが最近のもの。カラスの足跡もあるので豆は用心しなくては。下は去年のアライグマの足跡。
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畑の横の奥にあった鈴なりの甘柿(高さが低い)はほとんどやられて齧られた跡やヘタが残ってるのみ。
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落花生の後だから残り物を探して掘り起こす?網を掛け、防獣ライト(夜中にピカピカ光る)を設置。
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# by hararana | 2022-11-07 18:01 | その他の話 | Comments(0)

数百年後に残る絵

ご近所、画家の永さんが「ようやく天井画・花曼陀羅の最後の奉納も終わり、お披露目されることになりました。」と、そのパンフレットを持って来られた。

3年間、この天井画の為に個展もせず没頭してこられた大きな仕事。

一度、山の中のアトリエにお邪魔し、作品制作の途中を見せて頂いたが、2〜300枚の天井板に広大なストーリーを鮮やかな色彩のテンペラ画で描くという大変な創作仕事。
量もさることながら、それを数年間続けられるという気力に、ため息が出た。
卵を用いるテンペラ画は、油彩画のような経年劣化が少ないので、昔の西洋の絵画や壁画で用いられ今でも鮮明な色彩が保たれている。元々、そのテンペラ画の作品を多く制作されている永さんならではの技法。

なんだか、個展間際の酒友の陶芸家も含め、ご近所同世代の先輩達の頑張りには、創作の内容は違えど、実に勇気づけられる。(オートマタ作家のハガワさん然り)
札幌の個展終了後、weiさんのお疲れさん会もしなきゃですね、U先生。(笑)


場所は大分・国東半島の山の中。
数百年後に残る絵_d0032761_15395955.jpg
いつもの永さんの絵の雰囲気とは全く異なる、鮮やかな色彩の天井画。元グラフィックデザイナーとしての下地が発揮されているのだろうか。
数百年後に残る絵_d0032761_15395864.jpg
3つの間を誕生・現世・来世。春夏秋冬・花鳥虫などで描かれたストーリー。
数百年後に残る絵_d0032761_15395963.jpg
多分今年が最後かもと言い続けて数年、又もや最後の個展(笑)の窯焚寸前までこぎつけて、ヤレヤレのUさん。ほんとに酒は控えておられるんだろうか?
数百年後に残る絵_d0032761_15395966.jpg
コロナで自制されてたアトリエ展示会(毎月末)を再開されたオートマタ作家の羽川さん。動きの動画を撮りまくるメガネ女子の画家。
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# by hararana | 2022-09-27 15:44 | その他の話 | Comments(2)

数百年後に残る絵

ご近所、画家の永さんが「ようやく天井画・花曼陀羅の最後の奉納も終わり、お披露目されることになりました。」と、そのパンフレットを持って来られた。

3年間、この天井画の為に個展もせず没頭してこられた大きな仕事。

一度、山の中のアトリエにお邪魔し、作品制作の途中を見せて頂いたが、2〜300枚の天井板に広大なストーリーを鮮やかな色彩のテンペラ画で描くという大変な創作仕事。
量もさることながら、それを数年間続けられるという気力に、ため息が出た。
卵を用いるテンペラ画は、油彩画のような経年劣化が少ないので、昔の西洋の絵画や壁画で用いられ今でも鮮明な色彩が保たれている。元々、そのテンペラ画の作品を多く制作されている永さんならではの技法。

なんだか、個展間際の酒友の陶芸家も含め、ご近所同世代の先輩達の頑張りには、創作の内容は違えど、実に勇気づけられる。(オートマタ作家のハガワさん然り)
札幌の個展終了後、weiさんのお疲れさん会もしなきゃですね、U先生。(笑)


場所は大分・国東半島の山の中。
数百年後に残る絵_d0032761_15395955.jpg
いつもの永さんの絵の雰囲気とは全く異なる、鮮やかな色彩の天井画。元グラフィックデザイナーとしての下地が発揮されているのだろうか。
数百年後に残る絵_d0032761_15395864.jpg
3つの間を誕生・現世・来世。春夏秋冬・花鳥虫などで描かれたストーリー。
数百年後に残る絵_d0032761_15395963.jpg
多分今年が最後かもと言い続けて数年、又もや最後の個展(笑)の窯焚寸前までこぎつけて、ヤレヤレのUさん。ほんとに酒は控えておられるんだろうか?
数百年後に残る絵_d0032761_15395966.jpg
コロナで自制されてたアトリエ展示会(毎月末)を再開されたオートマタ作家の羽川さん。動きの動画を撮りまくるメガネ女子。
数百年後に残る絵_d0032761_15400035.jpg




# by hararana | 2022-09-27 15:44 | その他の話 | Comments(0)