ハラハラ帳

老舗旅館の食事処

昨年末に1Fロビーの家具納入をした(blog)、嬉野温泉の旅館大正屋の2Fの納品も終了したので、昨日写真の撮影。
昨年夏頃、改装を手がけた近くの建築設計士、入江氏(元吉村順三事務所)から家具デザインやセレクトをたのまれ、先日全ての納品が完了。この2Fは、和室の大広間(宴会、結婚式など)だったのを、宿泊客の為の朝夕の食事処として全面改装した場所。左右の全面ガラスの向こうに緑の木立と庭を見下ろす。
家具は、既製品とプランターボックスは天童木工、レストランチェアはシキファニチア、テーブルは生松工芸、照明スタンドやワゴンを木工房むっく、という4社のコラボ。
チェアは内装が和風なので、規格商品としてデザインした(洋風)イスをこの空間に合わせてリデザイン。前日の関係者のプレオープンでは、座り心地やムク材の仕上げの丁寧さが好評だったとのことで、ニンマリと。このメーカーのコストパフォーマンスについては定評がある。
ムク材のチェアというと、重くなりがちだが、木部を出来るだけ細身に仕上げて(技術が要るが)、軽いのも特徴。
夕食時にはクロスを掛けるテーブルも、4人用がw1800xd1000、2人用がw1000角と大きいので(どんな豪華な食事が載るんだろう・笑)強度と軽量化が必要。
100脚近くのイスと合わせたテーブルは、頻繁に配置替えがする必要があるので、軽いに越したことはない。
又、落ち着いて食事をする為に、当初のパーティションから少し視線を通すことにした、プランターボックスもキャスターで簡単に移動出来るようにしている。
老舗旅館がさらに続くよう、家具も時と共に味わいが出るようにムク材を多用し、トンガリすぎない(笑)ことをこころがけた。


家具は全体をオーク材で統一。テーブルの天板は、突き板にムク材のエッジをつけている。
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反対側には九州の地酒や焼酎が並ぶ、カウンターがある。
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朝風呂に入って、この窓際でゆったりと名物の温泉湯豆腐で朝飯を食べる。(笑)
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宿泊客は奥の扉から入ってくる。この先でワンステップ上がって食事処へ。
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# by hararana | 2016-04-01 08:08 | 家具の話 | Comments(0)

スポッと。

リビングやダイニングには、イスやテーブルなどの他、ちょっとした収納家具などもあれば便利。置き家具であればコンパクトなモノがいい。
機能があって、主張し過ぎず、それでいて記憶に残る存在感も欲しいということでデザインした小さなキャビネット。
6年程前に某メーカーの商品となり、今でも継続販売中。
ネーミングに困ったが、イメージから、20年以上前に数年使った名前を再度借用。扉のなかに引出しがスポッと入ってるので「スポット」SPOT(笑)。扉の開き方にやや意外性がある。
機能を損なわず、装飾でなく、どこかちょっと違いがあることは大事。
ちいさな金属のツマミ(ブラック)は、金物メーカーで10年程前にデザイン、商品化し継続しているものを使った。
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これは25年前の「スポット」。文字通り、引出しや棚が任意の場所にスポッと配置できる。
実はこれにはもう一つアイデアが入っており、縦の仕切り板はスライドして取り外したり、100ミリピッチで移動出来る。これ今だに事務所で使っているが、なかなか便利。
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ま、いつもダジャレみたいに家具をデザインしてるわけではないのです。 信用して貰えるだろうか。(笑)
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# by hararana | 2016-02-19 00:20 | 家具の話 | Comments(0)

真冬日の裏側では‥

日本中が寒波に震えている日々、地球の裏側に住む友人から毎日SNSで写真の紹介がくる。1月~2月の週末、パラグアイのエンカルナシオンではカーニバルの季節。2年前の丁度その頃エンカルに行き、まさにカーニバルの興奮の渦を体感したのを思い出す。パレードにはいくつものチームがあり、大きな山車と沢山のダンサー、その中に一人大きな羽飾りをしたレイナ(女王)が踊る。今年はそのレイナの一人として友人の娘Meiiが出るので是非又来てよ~と言われてたが、40時間以上かけてそうそう行けるものか(笑)。踊り子にはプロのダンサーチームもあるが多くは地元の若い娘達。日本の祭りと違うのは、観客は見る人でなく、楽しむものというラテン気質。知らない人同士でも、ビールを片手にサンバなどのラテン音楽に合わせて踊り狂い、泡スプレーを掛け合う。で、その時間帯というのが真夜中の0時過ぎ。パレードは300mほどの専用スタジアムを数十チームが通るので、延々6時間ほど続く。2月の末までの土日はまさにカー二バル一色。人生が終わる前にもう一度は行っておくかなー。(笑)


2年前のカーニバルの時。Meiiにモデルポーズの取り方を教わってるところ。(笑)
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今年はそのMeiiが日本をテーマにしたチームのレイナ。(以下の写真は今年のカーニバルのサイトより)
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チームに一人のレイナ(女王)や、たくさんのダンサー達が絶え間なく延々と続く。
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子供達もいっぱしのカーニバルダンサー。いつかはレイナに?
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観客達のノリも半端でない。誰彼とも無く泡スプレーを掛け合う。
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カーニバルの時、耳タコのように聞いた音楽はフアネスの<ラ・ルース>。ノリがいいので、今はジムでのランニング時のBGM。
 Juanes - La Luz
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# by hararana | 2016-01-25 19:22 | その他の話 | Comments(0)

またもや、ジャックと豆の木

昨年はさぼったせいもあり、今年はやらなきゃなー思ってたユーウツな年末。好天で暖かく気分だけでもいい師走の午後、やるぞ!と意を決して帰宅。近所から借りてきた長2段梯子。とりあえずは、天窓のガラスの掃除で、高さに慣らして。いよいよ7mの高さの梁に梯子を掛け、とりあえずは記念撮影(笑・何やってんだ!)。
乾電池のCMのごとく登山用背負子に掃除機を付け、腰には雑巾数枚。深呼吸の後、ヨシッ!と気合い。視線は正面で焦点は合わせず、しっかりと梯子を握りしめて、ゆっくり、一段づつ、イチ、ニ、と。心の中で「こわくない!こわくないっ!」と念仏と唱えながら登る。梯子は上の細い所になると、前後に揺れる!でも、ここで躊躇してはいけない。(数年前、躊躇して結局諦めたこともある)。上の梁に届くや否や上からガシッと梁を掴むとややひと安心。4~5分間?の天井扇掃除作業を終えて、又もや、視線は正面で、イチ、ニ、と下りていく。
床に届くとフーッとため息、手には汗。ヤレヤレ1年間最大の難関仕事も終ったばぃ。自分で設計した家なので文句は言えないし、しかしもう歳だろっ!そのうち落ちるで!ま、それも人生だろうさ。ケ・セラ・セラ(笑)

見上げれば、まさに天まで届く豆の木。黄金の鶏でも盗んでくるか(笑)。
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掃除機を背負った様は、宇宙船の船外作業か、球場の生ビール売り子のようでもある。(笑)
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この天窓でも最初は高くて怖いが、ここでウォーミングアップ。
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# by hararana | 2015-12-25 09:09 | その他の話 | Comments(0)

これでいいのだ。

実は先日、誕生日。自分でのお祝いに、今年だけはコレ!と決めていた酒がある。なんせ、福岡市内で手に入る店は一軒だけなので、一週間程前に電車でいそいそと出掛けた。でも「朝入荷しましたけどもう無くなりました。」と、毎日がこんな調子らしい。次の週、昼電話すると、一本だけ残ってるとのこと。取り置きしてと頼むと、それはダメだと。実はこの酒、蔵元は我が糸島市内にあり、ここに行ってもその酒は売ってくれない。
「田中六五」。蔵元8代目の田中克典くんが大学、研究所、酒蔵で修行の後糸島に戻り、新しいブランドの酒を、と熱い思いで手がけて作った酒。このブランドを守る為に、売る店や場所、人を選び、大事に流通させている。だから、私が欲しいからと店に取り置きしてもらうと、誰もがそうするだろうし、酒蔵に行って簡単に買えると、せっかく大事に売ってくれている全国の酒店はどうなるだろうか?と、ブランドとは、育てて守るもの。我が糸島にもそれを実践している酒蔵があるのは、実に嬉しいことだなぁと、六五歳の誕生日に田中六五が手に入らなかったワタクシは、その日「手取川」を飲みながら思ったのだ「これでいいのだ!」と(笑)。

写真の酒は我家主催の秋の芋煮会で、田中くんが持ってきてくれてた「田中六五」。(これを少し期待して誘ったのだ(笑)。いや〜実に旨かった、アリガトネ。)
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# by hararana | 2015-12-13 17:46 | その他の話 | Comments(2)

こんなはずでは‥

昨年に続いて今年も福岡マラソンを走った。昨年の故障と練習不足を反省、今年は怪我なく練習して準備万態。前日の大雨雷雨の予報は外れ、マラソンの時だけ暑いくらいの好天。
沿道の声援を観察する余裕でハーフまでは軽く走ったつもりだったが、順調過ぎるくらいのタイム。ところがどっこい、そうはイカの金玉、30km当たりで急に両足太腿がつってきてヒクヒクと。なんとかこらえて35kmのエイドステーションに駆け込み、ベッドにドテっと(笑)。
トレーナーにストレッチしてもらってる間にもふくらはぎ、足裏もつり始め。我が輩の足は総全滅状態。
「あと7km、どうします?」と言われたが、とりあえず歩いてでも再トライするで、と言って靴を履こうとしたら、又、足がつる(これよくあるらしい)。その後、歩いたりカメのように走ったりしながら、ヨロヨロヘロヘロとゴールへ。タイムは5時間26分。
なんや、去年の失敗マラソンとほとんど一緒やん。いったいオレは1年間何をしてたのだ!
ま、思うようにならないのが、人生なのだ。はっはっはっ。

ゲートイン20分前、市役所前広場仮設トイレに長蛇の列。
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街の中心の車道を走るのは実に気分がよろしい。
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実にカラフル。これが走るモチベーション(あ、これだけを撮ったのでなく、大きな写真からのトリミングだからね・笑)。
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ゴールまであと数キロ。満身創痍ヘロヘロと進むワタクシ。枯れたイチョウの葉が悲しげ(笑)。
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# by hararana | 2015-11-09 16:44 | その他の話 | Comments(0)