ハラハラ帳

事務所を新築(笑)

毎年数回開設するサテライトオフィスの建物を新らしくした。
25年程前、アメリカの通販でL.L Beanの大きなシェルターを購入(当時はまだネット販売も無く、Faxで注文して船便で到着)毎夏に酷使し、ポールは何度も修理したが、縫製部分がもう限界。とっくの昔に廃盤なので、同じタイプのを数年探してた。今春にKELTYのMOON SHADOWというのを見つけたのだが、アッというまに取扱い終了。
仕方なく探しあてた安物シェルターを手にいれ、昨日、テストを兼ねて、今年初のオフィス開設。ややチープさが不満だが、ま、なんとか快適な風通しの良い日陰が確保できて一安心。
ウィークディに行くサテライトオフィスの場所は事務所から車で15分、松林の中を歩いて300m。
なんてったて東西4Km程のビーチの真ん中、車で近寄れないので人が少ない(8人以上みたことがない)。ビールは午前中のみ、後はノンアルビール、鉛筆と紙でやる仕事、本、ipad、昼寝。電話が掛かってくると、波の音(笑)。
さて今年は何度行けるか?

上が昨年までのシェルター、脚が自由に広がるので、低くすれば陰も大きくなる。下の新しいのは、三角のヒモがあり形が固定、又ポールとシェルターが一体なので、風に対してこちらの方が弱い。
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西側を望む。潮が引いている状態。日中、海風があるのでパラグライダーが行ったり来たり。
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おや?こんなとこにホームレスが(笑)。
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事務所内観(笑)。机持参でビーチに来てる人、見た事無いねー。
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半裸で、いつでもごろりと昼寝。至福のひととき。空には、静かに煩いやつらが。(笑)
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# by hararana | 2016-07-20 11:09 | その他の話 | Comments(2)

楽しい撮影

仕事で家具の撮影をすることがよくあるが、元々写真撮るのは好きなのでデザインワークの気分転換にもなり、仕事とは言え苦痛ではない。
だが、それ以上に仕事を離れて撮るのは楽しいし、特にその対象が美しいモノであれば面白いに決まってる(美しい女性であればさらにいいんだがそういう機会がない・笑)。
親しい陶芸家Uさんの器や、奥様Kさんの織物の撮影などはいつも撮影意欲をかき立てられる。
油滴天目という黒地に斑点模様の器の撮影をたのまれた。艶のある黒地は回りのものを映し込むし(それも鉢なので180°)、立体感を出しながら模様も出さなければならない(器の外側も油滴模様)。
あれこれと試みて、こりゃ簡単スタジオ作らなきゃ無理だわ、と(笑)。
で、あまり外光が強くない雨の日を見計らって、事務所にタコ糸を張り、トレペで長い簡易デュフューズ(光を拡散)ボックスを作り、お手伝いしたいというUさんの申し出は、ジャマだからと断わって(笑)、ライティングは事務所天井の蛍光灯を部分的につけただけで、パシリと。
出来にはまだいろいろ不満はあるが、ま、今回も楽しい撮影だった。
Uさん、次は何を撮影します? えっ、まだ焼いてないの!
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酒飲みが酒器を作っておられるわけで、これも楽しいだろうなぁ(笑)。墨流しの片口と盃。
莫窯専用の簡単に組立てられる撮影台を作っている。背面の板は2段階に角度調節可能なり。
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ほとんどは自然光で撮影。酒と肴は撮影後、ま、一献、と。(笑)
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固い焼物と正反対の柔らかでカラフルなKさんの織物。これも又、撮影対象としては面白い。
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Uさん、次は何を撮影します? えっ、まだ焼いてないの!
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# by hararana | 2016-07-13 17:36 | その他の話 | Comments(0)

商品化の順番

木製のチェアをフォルムで分類するとその一つに肘から背にかけてU字型になっているタイプがある。
それも有名なH・ウェグナー大先生のザ・チェアのように脚から肘の接合部が一体となったように削り出されたのは、昔は手仕事でしか作り得なかったのだが、最近の3次元NCマシン(コンピューター制御で削り出す機械)では比較的簡単に製作できるようになったので、あちこちのメーカーで似たイメージのモノが出ている。
S社で一年半前にデザインしたフックというU字型のチェアでは、そのような手仕事的なイメージとは違って、仕上げたパーツを組み合わせて構成するという工業デザイン的なアプローチで進めた。
当初から背も木製の案はあったのだが、市場に出ている商品との違いを際立たせる為、まずは背を張りにしたタイプで発表。それがようやく浸透し始めたので、先日の展示会では、当初の木製背タイプを追加発表。好評のようで一安心。
なかなか座り易いので、ワタシも一脚購入しとこうかな(デザイナー特別価格で?笑)。

鉤状の背のイメージで名前は、Hook(フック)。単純(笑)。
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1/5の模型で背の形状を何タイプも作って検討。
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削り易い木で1/1の背や、接合部のディテールを製作して検討。背は図面からでなく、作りながら背当たりや量感を確かめて決めていく。柳メソッド。
ここまでは、デザイン提案の前に自分の工房(というよりコーナー)で製作するので、事務所は木屑だけらけ(笑)。
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# by hararana | 2016-07-08 11:10 | 家具の話 | Comments(0)

梅雨を楽しむ。

梅雨の合間の夕刻、ソレッと、畑でジャガイモ、タマネギを収穫。今年のジャガイモはなかなかの豊作で、逆にタマネギはやや不出来だった。自然相手の野菜作りは、予測が付かないのが面白くもある。
家に帰ると、この時期、毎年の事ながら、突如として家の前にレマン湖、出現!(笑)。
ここ1~2週間が、家の回りが一番慌ただしく活気がある季節。
山手の堤の水門が開けられると側溝に水が流れ、上の田圃から順に水が満たされる。
シャワーを浴びると、料理人が早速先程のジャガイモの一口サイズをオーブンでパリッと焼いて食卓に。
生り始めたキュウリとインゲンも収穫。これから、毎日、菜園の新鮮野菜が味わえるのも楽しみ。
いやぁ、日本の四季は、実に変化があってよろしい。

家の前のレマン湖。これから別荘でセレブ達とのパーティ?(笑)。
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ジャガイモは年に2回栽培。自作すると市場に出てない小さな芋も食えるのがいい。
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パリッと焼きたての一口サイズのジャガイモを口に放り込み、ビールごくごくと。至福(笑)。
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採りたてのキュウリは雲丹を添えて、インゲンは生姜醤油で。
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# by hararana | 2016-06-13 09:43 | Comments(0)

老舗旅館の食事処

昨年末に1Fロビーの家具納入をした(blog)、嬉野温泉の旅館大正屋の2Fの納品も終了したので、昨日写真の撮影。
昨年夏頃、改装を手がけた近くの建築設計士、入江氏(元吉村順三事務所)から家具デザインやセレクトをたのまれ、先日全ての納品が完了。この2Fは、和室の大広間(宴会、結婚式など)だったのを、宿泊客の為の朝夕の食事処として全面改装した場所。左右の全面ガラスの向こうに緑の木立と庭を見下ろす。
家具は、既製品とプランターボックスは天童木工、レストランチェアはシキファニチア、テーブルは生松工芸、照明スタンドやワゴンを木工房むっく、という4社のコラボ。
チェアは内装が和風なので、規格商品としてデザインした(洋風)イスをこの空間に合わせてリデザイン。前日の関係者のプレオープンでは、座り心地やムク材の仕上げの丁寧さが好評だったとのことで、ニンマリと。このメーカーのコストパフォーマンスについては定評がある。
ムク材のチェアというと、重くなりがちだが、木部を出来るだけ細身に仕上げて(技術が要るが)、軽いのも特徴。
夕食時にはクロスを掛けるテーブルも、4人用がw1800xd1000、2人用がw1000角と大きいので(どんな豪華な食事が載るんだろう・笑)強度と軽量化が必要。
100脚近くのイスと合わせたテーブルは、頻繁に配置替えがする必要があるので、軽いに越したことはない。
又、落ち着いて食事をする為に、当初のパーティションから少し視線を通すことにした、プランターボックスもキャスターで簡単に移動出来るようにしている。
老舗旅館がさらに続くよう、家具も時と共に味わいが出るようにムク材を多用し、トンガリすぎない(笑)ことをこころがけた。


家具は全体をオーク材で統一。テーブルの天板は、突き板にムク材のエッジをつけている。
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反対側には九州の地酒や焼酎が並ぶ、カウンターがある。
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朝風呂に入って、この窓際でゆったりと名物の温泉湯豆腐で朝飯を食べる。(笑)
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宿泊客は奥の扉から入ってくる。この先でワンステップ上がって食事処へ。
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# by hararana | 2016-04-01 08:08 | 家具の話 | Comments(0)

スポッと。

リビングやダイニングには、イスやテーブルなどの他、ちょっとした収納家具などもあれば便利。置き家具であればコンパクトなモノがいい。
機能があって、主張し過ぎず、それでいて記憶に残る存在感も欲しいということでデザインした小さなキャビネット。
6年程前に某メーカーの商品となり、今でも継続販売中。
ネーミングに困ったが、イメージから、20年以上前に数年使った名前を再度借用。扉のなかに引出しがスポッと入ってるので「スポット」SPOT(笑)。扉の開き方にやや意外性がある。
機能を損なわず、装飾でなく、どこかちょっと違いがあることは大事。
ちいさな金属のツマミ(ブラック)は、金物メーカーで10年程前にデザイン、商品化し継続しているものを使った。
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これは25年前の「スポット」。文字通り、引出しや棚が任意の場所にスポッと配置できる。
実はこれにはもう一つアイデアが入っており、縦の仕切り板はスライドして取り外したり、100ミリピッチで移動出来る。これ今だに事務所で使っているが、なかなか便利。
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ま、いつもダジャレみたいに家具をデザインしてるわけではないのです。 信用して貰えるだろうか。(笑)
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# by hararana | 2016-02-19 00:20 | 家具の話 | Comments(0)